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2008年01月 アーカイブ

2008年01月01日

0歳児~SIDSについて~

SIDS(乳幼児突然死症候群)という言葉を耳にしたこと、
目にしたことがあるかと思います。

この病気は生後2~4か月の赤ちゃんが、
ある朝起きたらお布団の中で亡くなっていた、
という原因不明の病気です。

増加の一途をたどる病気ではないものの、
他の病気による死亡が減っているため、注目されるようになりました。

その後の調査により保護者の喫煙、うつ伏せ寝、
ミルク保育が発症のリスクを高めることが、厚生省より発表されたのをきっかけに、
医師よりうつ伏せ寝の指示が出ている赤ちゃん以外は仰向け寝を、
そして母乳保育が推奨されるようになりました。

当然のことながら、育児期間に両親が喫煙をすることは、
子供にとって良くないことです。

育児アドバイスとして、
SIDSはママやパパの不注意で起こる事故や病気ではありません。

0歳児という大切な時期、赤ちゃんと寝室を同じにする、
長時間一人きりにさせない、
必ず誰かが側につくという注意が必要であることをアドバイスします。

SIDSは生後6ヶ月以内に起こるのが8割。
言い換えれば、この時期赤ちゃんとの接触が非常に大切だ、
ということなのです。

2008年01月03日

赤ちゃんの風邪~鼻づまりが辛い理由~

赤ちゃんは生後3ヶ月くらいまでは、鼻呼吸しかできません。
ですから鼻が詰まってしまうと、とても苦しい状態になってしまいます。

鼻をズーズーいって、苦しそうに息をしている様子を見ると、
ママは本当に辛く、不安になり
「できることなら代わってあげたい」
と思うことでしょう。

赤ちゃんの風邪、特に鼻風邪ですとミルクも十分に飲めませんし、
寝つきも悪く、寝付いても息が苦しくなり、目が覚めて泣いてしまいます。
子供の健康管理は本当に難しいです。

なぜこのような状態になるのでしょうか

それは、赤ちゃんの鼻の穴はまだ小さく、鼻の粘膜が腫れやすいためなのです。

鼻水がたくさん出ているときに取ってあげても、
しばらくするとまた出てきます。
しかも少量の鼻水でも詰まっている時は、
粘り気のある鼻水になっていることもあります。

育児アドバイスとして、
ミルクの飲みがいつもと変わらないようであれば、
赤ちゃんの持つ自然治癒力で治るのを待ってください。

2008年01月06日

赤ちゃんの風邪~鼻づまり解消法~

赤ちゃんの風邪、鼻水が出ている時、
市販の吸引器を使ったり、ママが直接鼻水を吸い取る方法が、
家庭でできる鼻水吸引法ですが、
奥のほうの鼻水はうまく取れません。

家庭環境をちょっと変えることで、子供の健康管理と同様、
赤ちゃんの風邪への対処ができます。

お部屋の湿度を保つ方法を試してみてください。
加湿器を利用してもいいですし、濡れたタオルを干しておく、
お風呂の湯気を吸わせるなど、工夫次第で簡単にできます。

嫌がらないようであれば、
蒸しタオルを赤ちゃんの鼻元に近づける方法もあります。

縦抱きにすると、幾分楽になるようです。

育児アドバイスにおきまして、赤ちゃんが息をするたびに喉の下をペコペコさせて息苦しそうな時、
ミルクの飲みが明らかに減っている時、息が荒く呼吸困難の恐れがある時は、
入院が必要な病気の前兆である可能性もあるので、
急いで小児科受診をすることをアドバイスします。

2008年01月08日

赤ちゃんの成長~「シャッフリングベビー」って知っていますか?~

「シャッフリングベビー」という言葉を聞いたことがありますか?

赤ちゃんの成長は寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、一人歩きという順序を踏むものですが、
中にはちょっと異なった成長過程を踏む子もいます。

そのうちの1つ、シャッフリングベビーとは、
その名の通り座った状態でオシリを振りながら移動するタイプの赤ちゃんです。

シャッフリングベビーはハイハイをしない、お座り以降、
歩き始めがやや遅く、1歳6ヶ月から2歳くらいです。

しかし知的発達は正常ですし、
歩き始めれば下肢も成長し、正常に発達していきます。

寝返りがゆっくり、うつ伏せが嫌い、
抱き上げた時、下ろそうとした時に足を伸ばそうとしないなどの特徴があります。

この他に首のすわりが悪い、手指の発達が遅い、泣き方が弱い、
ミルクの飲みが悪い、言葉の理解が遅く表情に乏しいなどが当てはまる場合には、
シャッフリングベビーではなく他の神経の病気が隠れていることもありますので、
念のため小児科医に相談するべきことを育児アドバイスとしてお伝えします。

2008年01月10日

赤ちゃんの発育~乳児後期検診の目的とは~

乳児検診を行う目的は、発達発育の遅れを早期発見することです。

精神発達や運動力の発育には個人差がありますが、
その差が小さくなるのが4か月、10ヶ月、1歳半、3歳であり、
この時期に検診を実施することで子供の発育具合を知ることができます。

定期健診は市町村が主体となって行うのですが、
10ヶ月頃に行う乳児後期検診だけは一般の医療機関で実施されます。

つまりは診療時間中に行われるため、
赤ちゃんの発育を知る、病気の早期発見はもとより、
予防接種や家庭内事故防止対策へのアドバイスもじっくりと話ができる時間が取れる、
ということです。

育児アドバイスとして、子供が順調に育っているから必要ないのではなく、
ママの育児不安の解消、かかりつけ医の確保と
コミュニケーションが取れる絶好のチャンスでもありますので、
積極的に受けましょう。

2008年01月12日

子供の言葉の発達~吃音のある子~

2歳~5歳ぐらいの子、特に男の子に、自分の思いが上手に伝えられず、
言葉のリズムが悪く口ごもってしまうことがみられます。

これを吃音(きつおん)といいます。

言葉の発達がまだ未熟であるがゆえなので、
周りの大人は楽しく自由にお喋りをする雰囲気作りに重点を置き、
吃音に過剰に反応する必要はありません。

ここで無理矢理話し方を直そうとしてしまうと、子供は自分の話し方に自信をなくし、
話をすること自体に緊張感を覚え、余計にうまく話ができなくなってしまいます。

こうなると専門家による治療が必要になります。

日常生活の中で、一緒に本を読んだり、触れ合いを持ち、
ママやパパが見たこと感じたことを口にすることで、
子供の言葉の発達を促し、自然と赤ちゃん言葉も抜け、
何事もなかったかのように話ができるようになっていきます。

育児において大切なのは、言葉を受け止めることではなく、心を受け止めること。
子供の話そうとしている心、表現した思いをしっかりと受け止めてあげてください。

安心して話ができる環境を持つことで、自己表現もうまくなり、
親子の心のつながりも強くなっていくことを、
育児アドバイスとして付け加えておきます。

2008年01月14日

子供の発育ステップ

生まれたばかりのしわくちゃの赤ちゃん。
ここから成長をしていき1歳くらいになると、
ふっくらぷくぷくのピークを迎えます。
そして6歳から7歳にかけて、スマートな体型になっていきます。

その後男の子の思春期は11歳頃に始まり、
主に骨格と筋肉が発達し、身長も伸び、
男らしい体型になっていきます。

一方女の子の思春期は9歳頃から始まり、
筋肉と体脂肪が発達して女らしい体型になっていきます。

思春期真っ盛りの中学生時代に太って見えた女の子が、
二十歳を過ぎると余分な脂肪がまるで削り取られたかのように、
美しい曲線のある体型に変貌します。

ですから女の子にとって思春期の体脂肪貯蔵は、
将来妊娠や授乳に備えるため、そして曲線美を作るためだといえます。

育児アドバイスにおいて、子供の健康維持に大切な体脂肪のリズムというのは、
子供の発育において自然に備わっているのだ、
ということをアドバイスします。

2008年01月16日

子供の発育への不安

現代社会において、痩せすぎと肥満が問題になっています。
どちらも子供の健康を損なう、非常に重要な問題です。

特に女の子は「痩せたい」願望が強く、
知識を伴わない、無理なダイエットによって体調不良や摂食障害をおこし、
そして女性の大切な体の機能である生理が止まってしまうこともあります。

一方肥満は高血圧・糖尿病・高脂血症といった生活習慣病を引き起こします。

子供の発育の中では、子供の肥満が増えていることが特筆するべき事項です。

これには食べすぎ、運動不足が大きな原因として考えられるのですが、
何よりもそれを助長する社会環境に問題があるのです。

ですから育児アドバイスとして、学校・家庭・かかりつけ医が連携しあって、
子供の健康管理を積極的に行うこと、そして痩せすぎ、肥満に対して
配慮をする必要であることを提案します。

2008年01月18日

育児アドバイス~日光浴と紫外線~

ママ自身の母子手帳を持っていますか?
もし持っているのならば「日光浴をさせていますか」
もしくはそれに相当する項目があるか、探してみてください。

以前日光浴は、赤ちゃんの健康に欠かせない栄養素の1つと考えられていました。

しかし現代の日本の環境では、紫外線による皮膚障害が懸念されること、
そして日光浴をしなくてもビタミンDが確保できることが判明したため、
この項目が母子手帳から消えました。

さて皮膚障害ですが、太陽から出ている様々な電磁波のうち、
日焼けやシミ、皮膚癌の主な原因となるものは紫外線です。

だからといって過敏に反応して、日常生活の中、赤ちゃんを外に出さず、
室内保育育児のみになってしまうのも、やはり適切ではありません。

日本人は黄色人種ですので、オーストラリアやアメリカに比べると、
皮膚癌の発症率も低く、
日焼け対策をとっていれば過剰な心配の必要はありません。

育児アドバイスにおきまして、
真夏の暑い日でも裸ではなく薄着にさせ、
つばが広い帽子をかぶらせる。

そして環境に応じてサンスクリーンを使用するといった紫外線対策をし、
外で適度な運動をさせることが、
子供の発達にはより重要であることをアドバイスします。

2008年01月20日

子供の発育を映し出す“母子手帳”

妊婦検診、出産を経て育児の間、
子供の予防接種や検診の時に欠かせない物は何でしょうか?

答えはもちろん母子手帳、「母子健康手帳」ですよね。

胎児期から現在まで、日々成長・発達している
わが子のかけがえのないデータが記されています。

もしママが子供の発育に不安を感じた時、もし子供が何かの病気にかかった時、
医師は発育具合から、そして予防接種の記録から的確なデータを収集し、
アドバイスをすることができます。

子供の健康を知るために、非常に重要な役割を担っているのです。

ただし母子手帳の役割はそれだけではありません。

妊娠中、ママはお腹にいる赤ちゃんにどれだけ早く会いたいと願っていたのか。
出産した時の感動、初めて抱いたわが子の重み、
育児をしている中で嬉しかったこと、悩んだこと・・・。
この1冊に愛情が溢れるくらいに詰まっているのです。

育児アドバイスとして、
世界にたった1つしかない、何物にも変えられない親子の絆、母子手帳。
必要な情報や記録をきちんと記入し、大切に保管しましょう。

生まれたての写真を貼ってもいいですね。
そして子供が大きくなった時、一緒にページをめくってください。
より一層、親子の絆が深まるはずです。

2008年01月22日

妊娠中の喫煙による影響

妊娠中、ママやパパがタバコを吸うことによって、
お腹の赤ちゃんにはどのような影響があるのか、ご存知でしょうか?

それは奇形や発達・発育の遅れがあったり、
低体重で生まれやすいということです。

そして生まれてからも、成長していく中も悪影響が現れてきます。
例えば身長の伸びが悪かったり、視力が落ちる、知的発達の低下、
中耳炎や気管支ぜんそく、肺炎、気管支炎の原因にもなりえます。

またSIDS(乳幼児突然死症候群)発症率は非喫煙者と比べて、
両親が喫煙者の場合4倍以上にもなります。

何よりも子供が大人になった時、肺癌率が高くなるのです。

妊娠中に喫煙により、流産や早産、破水や出血の恐れがあり、
ママの体にも危険を及ぼします。

パパが日常生活の中、当然のように妊娠中のママ、赤ちゃん、
そして子供の目の前でタバコを吸っていませんか?
ママがタバコをやめても、パパがそのようであれば何の意味もありません。

タバコには百害あって一利なし。
家族の健康が一番。
このことを育児アドバイスとして付け加えておきます。

2008年01月24日

下痢の時の食事~赤ちゃん編~

いつもは元気な赤ちゃんの突然の下痢。
急性の下痢は数日で元に戻るのですが、
グッタリとしている時や血便、強い腹痛や嘔吐がある場合は、
早急に小児科を受診しましょう。

ここから育児アドバイスにおいて、
赤ちゃんが下痢の時の食事についてアドバイスしていきましょう。

まずは脱水症状を避けるために、塩分と水分の補給に重点をおきます。
様子を見つつ量を増やしていくよう、心がけてください。
目安としては5mlを5分おき、もしくは20~30mlを30分おきです。

母乳は赤ちゃんが飲めるようであれば、水分補給の間にあげても大丈夫。
ミルクや離乳食は水分が1回に100ml程度取れるようになり、
吐き気もなければ少しずつあげましょう。

しかし油断は禁物。
子供の食生活を急に元に戻すのは、胃腸に負担を与えてしまいますので、
水分補給を続けていくことが大切。
1~3時間おき、おしめがよく濡れるくらいの尿量を目安としてください。

2008年01月26日

下痢の時の食事~赤ちゃんに適した食事~

赤ちゃんが下痢の時の食事はどのようなものがよいでしょうか。
育児アドバイスとして、参考例を挙げていきます。

・水分補給

白湯やお茶ではなく、赤ちゃん用のイオン水や果汁、野菜スープといった、
電解質をたくさん含んだ飲み物を水分補給に利用してください。
これは、下痢の時はカリウムやナトリウムといった塩分も、
水分と共に失われるためです。

・離乳食

子供の食生活の初期段階、離乳食の段階を1つ戻すくらいの気構えで。
まずはにんじん、じゃがいも、かぼちゃなどの煮物やおじやに戻して、
その後タンパク質類、豆腐や白身魚の煮物を加えていきます。
便が固まるまで脂肪分を多く含むものは待ちましょう。

育児アドバイスとして、下痢が長引く時には、
下痢用のミルクに変更して様子を見ることをお薦めします。

2008年01月28日

育児アドバイス~なぜおねしょをしてしまうのか~

5~6歳くらいになると「夜尿症」と考えます。
この夜尿症の分類がいくつかあるので、ご紹介しましょう。

膀胱が小さく、尿をためる力が弱い「膀胱型」。
この場合は排尿を我慢させることで膀胱を大きくする訓練をします。
膀胱の筋肉を伸ばす投薬治療を行うことも。

一晩に250ml以上の尿が出る「多尿型」では、
尿を濃くして尿量を減らすホルモンを投与することもあります。

治りにくいのが膀胱型を多尿型を兼ねている「混合型」です。

別の分類方法として、睡眠・覚醒、膀胱の働きの未熟さが原因の「一次性夜尿症」。

胎児期につくはずだった背骨が開いたまま、もしくは欠損しているため、
知覚障害や麻痺、失禁を引き起こす二分脊椎といった泌尿器科的病気を持っていると、
しつけ以前の問題であり、治療は難しくなります。
昼間のおもらしも合併しています。

また兄弟が生まれた、就学したなどの環境の変化、
心理的なことが原因であるのが「二次性夜尿症」です。

いずれにしましても心がける点を、育児アドバイスにおいて記しておきます。
・寒さ対策。(朝夕の涼しさで症状が悪化することも)
・夕飯は薄味に。
・夕方以降の過剰な水分を避けて。ほしがったら氷を舐めさせましょう。

2008年01月30日

育児アドバイス~おねしょ3大原則~

朝起きた時、子供がおねしょをしているのを発見した時、
これからしなければならない多くの余分な作業を考え、ママはイライラ・・・。

だからといって怒ってはいけません。
怒ることによって子供は罪悪感にさいなまれ、自信喪失してしまいます。

それでは夜中に起しておしっこをさせれば、おねしょをされなくて済むわ。
と考えるでしょうが、膀胱がいっぱいにならない状態でおしっこをさせても、
子供は覚えていませんし、体の機能の自然な発達を阻止していることになり、
何ら効果はありません。

育児において比較はご法度。
このことはおねしょについても同じです。

お友達や兄弟と比べて、遅れているからといって責めてはいけません。
その子自身の前年と比べて発達している、
自分で濡れたパンツを替えられたことを誉めてあげてください。

おねしょは膀胱の機能、覚醒・睡眠の未熟さが原因。
決してママのしつけが悪いのではないのです。

「おこらず・おこさず・あせらず」
これをおねしょ3大原則として、育児アドバイスにおいてお伝えします。

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