赤ちゃんのお祝い~宮参りはなぜするの?~
日本には伝統文化として伝わる風習がたくさんあります。
赤ちゃんに関する育児風習も多く、そのひとつが宮参りです。
宮参りとは、男の子は生後32日、女の子は33日目に当る日に、
産土(うぶすな)神に詣でて、氏神様に会わせる意味を持つ、
赤ちゃんのお祝いです。
日本で最も古い育児書の1つ、
小児必要養育草(しょうにひつようそだてぐさ)にも宮参りについて記されており、
遠くの神社ではなく近くの産土に参詣するべきであること、
乳母がしっかりと抱き泣かせないようにすること、
風邪や乗り物による病気に注意すること、
といった注意点が記されています。
赤ちゃんを愛しむ思いは今も昔も同じなのですね。
育児アドバイスとしまして、
赤ちゃんの初めての外出である宮参りには、氏神様だけでなく、
親戚や近所の人達にも赤ちゃんのお披露目をする意味合いがあるともいえます。
子供を育てるのは地域社会全体であることが、
育児風習と共に伝えられてきているのですね。